MacOS XでIMAP接続をする方法
1 Mail.appを起動、アカウント名を入力する
はじめてMail.appを起動する場合、メールアカウントの設定を求められます。
すでにMail.appを使用している場合は、メニューの「メール」から「環境設定…」を選択し、「アカウント」のウィンドウで「+」をクリックすると以下のウィンドウがあらわれます。
「氏名」「メールアドレス」「パスワード」の項目がありますが、上から順に「差出人として表示するための名前」「経済学部におけるメールアドレス」「経済学部のパスワード」を入力してください。
メールアドレスの@以降は、接続したいメールドメイン(経済学部であればecon.fukuoka-u.ac.jp)を入力してください。
入力したら「続ける」をクリック。場合によっては「証明書を検証」というウィンドウが出ると思いますが、「〜を常に接続」にチェックを入れ、「接続」をクリック。
2 受信用メールサーバの設定
「アカウントの種類」として「IMAP」を選択し、「説明」のところには受信メールサーバについての任意の説明を入れてください。
「受信用メールサーバ」にはIMAP接続をしたいサーバ名(経済学部であればmail.econ.fukuoka-u.ac.jpもしくはmail2.econ.fukuoka-u.ac.jp)を入力し、ユーザ名にはIMAP接続をしたいサーバに登録されているユーザ名、
そのユーザ名に沿ったパスワード(要するにIMAPサーバのパスワード)を入力してください。
接続できると「証明書の検証」というウィンドウが出ることがありますが、これは上記の1と同様に「〜を常に信頼」にチェックを入れてください。
※受信用メールサーバに接続できない場合、「受信メールのセキュリティ」というウィンドウが出ますが、SSLを使用の
チェックを入れ、認証形式は「パスワード」に変更してください。そして「続ける」をクリック。
3 送信用メールサーバの設定
「説明」には、任意の名前を入力、送信用メールサーバには送信に伴って利用するサーバ名(経済学部であればmail.econ.fukuoka-u.ac.jp)を入れてください。
送信、受信が同じであればそのままでかまいませんが、別のサーバを利用する場合は注意してください。
「このサーバのみを使用」にチェックを入れます。
「認証を使用」にチェックを入れ、「ユーザ名」「パスワード」は上記と同じようにサーバに登録されているユーザ名とパスワードを入力してください。完了したら「続ける」をクリック。
※接続できない場合、受信用メールサーバのときと同じように「送信メールのセキュリティ」というウィンドウが出ることがありますが、こちらも同じようにしてください。
接続ができると、「証明書の検証」というウィンドウが出ます。これも今までと同じように「〜を常に信頼」にチェックを入れてください。
4 アカウントの概要
すべて入力を終えると、これまでに入力した情報が表示されます。
今回は送信用メールサーバと受信用メールサーバが同じなのでこのように表示されていますが、それぞれ別のものを入力した場合は間違いがないか確認してください。
下に「アカウントをオンラインにする」というチェックボックスがありますが、これにはチェックを入れます。「作成」をクリックすると完了です。
5 設定の変更
ここまでは作成する手順を示しましたが、これだけでは接続できない場合があります。作成を終えると「アカウント」というウィンドウが表示されると思います。
されない場合は、以下の画像のようにMailウィンドウ左下の設定マークから開いてください。
このうち、「送信用メールサーバ」という項目のプルダウンメニューを選択し、一番下の「サーバリストを編集…」という項目をクリック。
すると送信用メールサーバのリストが表示されます。
「詳細」タブを開き、「デフォルトポートを使用」「SSLを使用」にチェックを入れますが、「カスタムポートを使用」にはチェックを入れないこと。「認証」のプルダウンメニューでは「パスワード」を選択、ユーザ名とパスワードは接続しているサーバに登録されているユーザ名とパスワードを入力。
完了したら「OK」をクリック。
6 ポートの設定
5が終了したらアカウントのウィンドウに戻り、詳細タブを開いてください。
下半分の項目の設定ですが、おそらく「IMAPパスの接頭辞」は空欄、ポート番号は「933」、「SSLを使用」にはチェック済、「認証」のプルダウンメニューは「パスワード」になっていると思います。
なっていなければその都度変更してください。なっていれば問題ないので変更しないでください。
確認が完了したら、ウィンドウを閉じるなどしてみてください。変更内容を保存するかどうかの確認をされます。
「保存」を押すと、設定が保存されたことになります。
7 オンラインにする
4で「アカウントをオンラインにする」というボックスにチェックを入れている人は既にオンラインになっているので、この項目は飛ばしてください。
オンラインにしていなかった人は、ここでオンラインにする必要があります。受信ボックスを開いた際に、横にマークがついていると思います。これをクリックすると、オンラインになります。
これで完了です。
その他
所々サーバに接続するため少々時間がかかるシーンがありますが、エラーではないので待機してください。サーバの状態や、パソコンの状態で時間には個人差がありますが、1分以上はかかるものとみてください。